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職場は私たちの生活において重要な環境の一部であり、それゆえに時には大きなストレスとなる場でもあります。そこへさらに皮膚症状に関する心配事を加えたいと誰が思うでしょう。

このような不要なストレスを避ける方法のひとつとして、職場でご自身の症状について話をして理解してもらい、さらに可能であるならば、サポートしてもらえるように働きかけるという方法があります。以下に同僚や上司へ伝える際のヒントを紹介します。

1. 相談のポイントは決まっていますか?

以下に話し合いのテーマとなり得る点をいくつか紹介します。

相談内容

どのような目的の相談であっても、あなたが職場で話すことで、周りの人の理解は深まるはずです。

2. 誰に話せばいいのでしょう?

これは相談の目的によって異なります。必要なことがストレスの発散なら、職場の中に親しい友人を見つけ、その人に話し理解してもらうことで解決できるでしょう。同じ部署の人に自分の皮膚症状について知ってもらいたいなら、そのための時間を設けましょう。会社に対して、勤務時間や職場での服装など、職場環境の変化を望む場合は、上司との話し合いや面会の場を設けるなどの手順がふさわしいかもしれません。

3. 相談のための準備をしましょう

伝えたい事柄を考えて、話し合いたい項目をリストアップしておきましょう。このように事前準備をすることで必要なことを忘れずに思い出すことができます。また、自分の皮膚症状についての情報を集めて、相談の場を設けて伝えることも有効です。この"はだねっと"にはアトピー性皮膚炎や乾癬についての情報として参考となるページもありますので、ぜひご活用ください。

4. 質問に備えましょう

相談相手が誰であれ、さまざまな事柄について質問を受けることが予想されます。質問に対してその場で答えることが出来れば、相談相手も納得・理解をしやすく、協力が得られやすくなるかもしれません。事前に少しでも時間をとって準備をすることで、大抵の質問にはその場で答えることができるでしょう。参考までに、予想される質問を以下に紹介します。

  • 発症してからどれくらい経ちましたか?
  • サポートするためには何をしたらよいですか?
  • 症状が悪化するときはどのくらいそれが続きますか?
  • 現在治療中ですか?どのような治療を受けていますか?
  • 通院間隔はどれくらいですか?

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