乾癬とは?
おもに皮膚に症状が現れ、よくなったり悪くなったりを繰り返します。
関節に痛みや腫れ、変形がみられることもあります。皮膚が赤く盛り上がり、銀白色のフケのようなものがポロポロとはがれ落ちるのが、特徴的な症状です。
■ 乾癬の主な症状
皮膚の症状
これらの症状は、主に頭、背中、おしり、ひじなど衣類と擦れたり外的刺激が多い部位にみられますが、患者さんによっては全身の皮膚におよんだり、爪の異常やかゆみがみられることもあります。
かゆみには個人差があり、まったくかゆくない人もいれば、強いかゆみが出る人もいます。これらの症状は、一般的に長期間続いて、時によくなったり悪くなったりします。
皮膚の症状だけでなく、関節に腫れや変形、痛みなどの症状がみられることもあり、乾癬が皮膚だけの病気ではないことがわかってきています。
関節の症状
関節症状の発症
参考文献
「Toshiyuki Yamamoto et al. Journal of Dermatology」 2016:43:1193-1196