冬の着こなしと衣服の悩みにアイデアを!

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冬は乾燥しがちな上に、肌着、シャツ、セーターなど着るものも増えるので、肌への刺激が気になる季節です。肌を守りながら、暖かくて、おしゃれに着こなすために大切なことは、直接肌に触れる部分の刺激ができるだけかからないようにするという視点を持つことです。素材としては、化学繊維ではなく綿(コットン)や絹(シルク)100%を選びましょう。また、靴下は履き口のゴムが緩いもの、ショーツやシャツは縫い目が少ないものという視点も、インナーの購入時には重要です。この他、お洗濯の工夫や冬の濃い色を安心して着るアイデアをご紹介します。

洗濯もひと工夫で すっきり快適に。

「首筋や手首に塗った保湿系のクリームでシャツの襟口や袖口が黒ずむので、綺麗に落としたいけど、塩素系のきつい漂白剤を使うのには抵抗がある」という悩みには、お洗濯の前に襟口・袖口に沸騰させたお湯をかけると軟膏に含まれる油分をすっきり落とすことができます。洗濯用の洗剤は「せっけん洗剤」を使うと、衣類に残った洗剤成分でお肌が傷つく心配を減らせます。“柔軟剤を使いたくない”という方も多いのですが、衣類がごわごわしていると肌と摩擦が大きくなり、かゆみが強くなります。柔軟剤の代わりに“クエン酸”大さじ1杯を水に溶かして柔軟剤の投入口にいれると、柔らかく仕上がります。

冬の悩み、静電気も しっかり対策を。

冬、紺や黒など濃い色のジャケットやコートを着た時、皮膚片が肩に落ちるのが気になるという悩みには、「静電気防止スプレー」がおすすめです。お出かけ前に肩にスプレーしておくと、皮膚片が肩部分にひっつくのを防げます。市販のスプレーは成分が気になるのであれば、100円ショップなどで購入したスプレーボトルに、グリセリン小さじ1杯と水100㎖を入れると、手作り静電気防止スプレーができます。

手や首への刺激を 和らげる服の着方。

セーターの中にコットンのタートルネックを着たり、女性の場合は、首元にスカーフを巻くとぐっとおしゃれになります。たくさん着込むと服と服の摩擦で肌に刺激になりますが、首元を覆えば手軽に防寒できます。綿やシルクの肌に優しい素材のタートルネックやスカーフは、便利な防寒アイテムです。

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